母直伝!美味しいお雑煮の作り方【関東風】レシピ付き♪

はじめに

こんにちわ。RYOです。

やってきました!この季節!もうすぐお正月ですよー。

お正月には欠かせないのがやっぱりお雑煮♪

美味しいですよね~。主人も大好き、これだけは絶対作ってくれと懇願してます。

しかしお雑煮には関東と関西で大きく違いがある事を、嫁に来て初めて知った私。

私は生まれてからずっと関西風しか知らなかったので、それが当たり前だとずっと思ってました。

関東生まれ関東育ちの主人の所に嫁に来るまで、関東と関西で違いがあるなんて事すら知りませんでした。

お正月、主人のご実家へ行った時の事、しっかりお出汁の香り漂うお雑煮をいただき、美味しくてとても衝撃を受けたのを、忘れもしません!

それからというもの、ウチでは毎年お雑煮は【関東風】のモノに定着しています。

主人の母に、作り方を直々に伝授していただいたのでご紹介♪いたします。

色々と調べているうちに、お雑煮について、非常に興味深い、面白いことが分かってきたので、それも簡単に。

お雑煮のルーツ、それぞれの違い等も、軽~く合わせて、書いてみます。

そもそもなぜお正月にお雑煮を食べるのか?その意味は?

歴史は古く、室町時代から。

お祝い事や特別な「ハレ」の日に食べるハレの食べ物で、縁起が良い食べ物としてお正月に限らずめでたい席で食べられていた事が始まりと言われています。

餅や肉、野菜などを雑多に煮ることから「雑煮」と呼ぶようになったんだとか。

神様へのお供え物を頂く事から、神様からのパワー貰っていたとの事。

いろんな具材にも意味があって、

●野菜・餅は「名(菜)を持ち(餅)を上げる」という意味として縁起が良いとされています。

●他にもお餅にはよく伸びる事から、「長く生きる」という長寿の意味も込められています。

●菜・鶏(なとり)は「名取」を意味し、敵に勝って名乗りを上げるという心意気があり、里芋(頭芋)は「人を束ねて人の頭になれるよう」と願いが込められているようです。

関東風と関西風の主な違い

関東風の特徴は?

昆布や鰹節で出汁を取り醤油で味を調えたすまし汁調。

おめでたい席での味噌は、失敗するという意味の「味噌をつける」という言葉になぞらって嫌われていたそう。

餅は角餅。人工が集中していた為、ちぎって作られる丸餅より、大きくのして切る角餅が主流だった。

のし餅は「敵をのす」という意味でも縁起がいいと好まれていた。

具材は鶏肉、海老、いくら、なると巻、大根、人参、三つ葉、ゆずの皮、小松菜(関東が名産)など少量ずつで、あまり入れすぎないのがポイント。

特徴はシンプルであっさりしている。

味:醤油

出汁:鰹節

餅:焼いた角餅

代表的な具材:小松菜、鶏肉

関西風の特徴は?

白味噌仕立ての濃厚な汁。京都から各地方に伝わったらしい。

京都の味噌は麹が多く塩分濃度が少なく、コクがあり甘い味わいで京料理に使われているんだとか。

特徴的で繊細なため、強い香りや味とは合わないので、出汁は昆布だし。

餅は「円満」を表す丸餅。

関ヶ原の戦いで関東は角餅、関西では丸餅に分かれたという説もあります。

関東の焼き餅とは違い、煮るのが主流です。

関西では具材はほぼ輪切りに。丸い形は「その年を丸く納める」と縁起が良いとされていた。

具材は雑煮大根や、普通の人参より色が濃い金時人参や頭芋(里芋の親芋)等。

特徴は白味噌たっぷりでねっとりしたとろみのある汁。上品な甘さでまったりとした口当たりです。

味:白味噌

出汁:昆布

餅:煮た丸餅

代表的な具材:雑煮大根、金時人参、里芋

【関東風】お雑煮の作り方♪レシピ

〈材料〉

・だしパック 2袋くらい

・干し椎茸

・鶏もも肉 お雑煮用(小さく一口で食べられる大きさ。細切れでいい)

・なると巻

・えび(茹でてあるもの。サラダえびでも良い)

・大根、人参 うす切り いちょう形に切る。(適量だが人参は少し)

※(・柚子の皮細切り(柚子の皮をむいて薄く細切りにして冷凍しておくと良い)

※(・小松菜 茹でたもの(一輪を茹でて少量ずつ分けて冷凍しておくと良い)

・三つ葉

・いくら(適量)

・料理酒

・餅

〈作り方〉

(1).干し椎茸は前の晩から水で戻しておく

(2).干し椎茸を適当な大きさに切り、戻し汁も鍋に入れる。

(3).(2)の鍋に適量の水を入れ、だしパックを2袋位入れる(温かいうどんを2人前作る水の量くらい)
その中に大根、人参、鶏もも肉を入れて煮る。

(4).鍋の材料に火が通ったら、なると巻、えびを入れて味をみる。
味が薄かったら料理酒や顆粒だし等で味を整える。

(5).餅を入れて食べ頃になったら、火を止める。

(6).トッピングとして、小松菜を茹でたもの、ゆずの皮の細切り、三つ葉、
最後にいくらを乗せて出来上がり♪

※ゆずの皮の細切り、小松菜の茹でたものの小分けを、ラップに包みジップロックで冷凍にしておくと、鍋物やうどん等にも使える。

注.えびはサラダえびや茹でてあるものなら、煮込まずに最後のトッピングでのせる。

まとめ

以上が、主人の母から直伝で教わった、【関東風】お雑煮レシピ♪です。

優しい味で、まさに母の味という感じでとても美味しいです。

同じ味が出せているかは別として(笑)

我が家では、毎年、お正月の味として、この味を受け継いでいきたいと思います。

ちなみに、九州が実家の、私の実家は勿論、味噌仕立ての【関西風】ですが、

【関東風】と出会ってしまった今では、すっかりハマって【関東風】の方が、好きです。

お出汁の香り豊かなその味は、一度食べたら忘れられません。

美味しくて、やみつきになるくらいです。

是非♪一度、作ってみてください!

 

今日もお疲れ様でした!RYOでした☆

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